北京ダックは中国の伝統的な高級料理です。中国の首都北京に世界で有名な北京ダックの名店「全聚徳」があります。「全聚徳」は中国人なら誰でも知っている北京ダックの名店です。北京には「全聚徳」意外に北京ダックを食べられるところがたくさんあります。北京に行って北京ダックを食べない外国の人は少ないでしょう。
世界遺産の万里の長城に登り、北京ダックを食べるのは北京旅行の一つのセットのようです。北京ダックの名店「全聚徳」の資産は人民元で2億元(1元は約16円)以上になり、毎日の売り上げは100万元に達していると報道されています。
北京ダックは生まれてから60日以内のダックで、一羽の重さは2.9キログラム(2.5キログラム以上という基準もある)以上ぐらいにならなければなりません。
北京ダックは作り方と味以前にこの基準を満たしているかどうかを問われます。2.5キログラムを満たしていない北京ダックはおいしくないそうです。また2キログラムを満たさないダックは北京ダックと呼ばれることはありません。
北京ダックは重さによって味が変わるとは考えもしなかったでしょう。でも、北京ダックは重ければ重いほど味が濃く、栄養も高いです。
北京ダックはアヒル料理として一番おいしいと言われています。北京ダックには上等なアヒルを使うことが前提です。特殊な真っ白な北京アヒルの飼養は1,000年前から始まっていると伝わっています。北京ダックに使われるアヒルは、飼養方法とえさに大変工夫しています。油が乗っているアヒルは、おいしい北京ダックを生み出す前提です。北京ダックは早くから中華料理を代表する存在でした。北京ダックは今から100年前に欧米に渡り、欧米人をびっくりさせたと記載されています。
北京ダックで一番おいしいところはダックの皮です。ほんのりと焼き上げた北京ダックの皮は大変ジューシーです。北京ダックの皮にはコラーゲンが豊富に含まれているので美容にいいです。しかし、皮をそのまま食べると油っぽくて喉を通ることはできません。北京ダックは中国語で「餅(ビン)」と呼ばれるものに巻いて食べなければなりません。
北京ダックはアヒル一羽丸ごと焼き上げた料理で、捨てるところはほとんどないです。北京ダックのフルコースの場合は、皮から骨を煮込んだスープまで味わうことができます。時間をかけて煮込んだ北京ダックのスープの味は大変淡白です。北京ダックツウの人は、フルコースの最後に必ず北京ダックスープを飲みます。
北京ダックは昔、中国の宮廷料理として一般人は食べることができませんでした。極限られた人しか食べられない北京ダックは、非常に高級な料理でした。中国の人にとって今も北京ダックは、特別な時にしか食べられない高級料理です。北京ダックは一羽若しくは半分と注文するのが普通です。10人で北京ダック一羽のフルコースにするのが極一般的です。5人の場合は一羽を注文しても食べきれませんので、北京ダック半羽を注文したほうが経済的です。
北京ダック一羽を注文した場合は、北京ダックと一緒にダックの嘴がテーブルに運ばれます。初めて北京ダックを食べる人はびっくりするそうですが、これは「北京ダック一羽丸ごとを使って料理しています」ということを表しているそうです。半羽を注文した場合は、もちろん北京ダックの半分の嘴が飾られます。
北京ダックの食べ方は大変面白いです。まず手をきれいに洗わなくてはなりません。なぜなら北京ダックをおもいっきり食べたいなら手を使ったほうが一番いいからです。餅(ビン)に北京ダックとねぎ、キュウリなどのやくみと味噌を入れ巻いて食べるのが普通です。北京ダックを何枚入れるかは自由ですが、一枚の餅に多くて3枚の北京ダックを乗せたほうが油っぽくありません。
北京ダックの味噌はその店によって味が微妙に違います。味噌はある意味北京ダックの味を左右するミソです。北京の人は年間何羽の北京ダックを食べるでしょうか? この答えを知っている日とは誰もいません。しかし、北京ダックは中国の人に愛され、世界に誇る料理には間違いありません。
北京ダックはダックの飼育から作り方、そしてダックの切り方まで大変こだわっています。北京ダック一羽は108枚にきれいに切り落とさなければなりません。また一枚ごとに必ず皮がついていなければならないという決まりがあります。場合によっては9枚の北京ダックの皮だけを切り落とすこともありますが、理由は、北京ダックは皮が一番おいしいからです。
中国で北京ダックを注文すると大抵の場合、コックさんが焼き上げた北京ダックをお客さんの前で一枚ずつ切り落としてくれます。北京ダックを切り落としてくれるコックさんの手つきは大変なれたもので、お客さんは思わず拍手をしてしまいます。中国に行って本場の北京ダックを食べるのに越したことはありませんが、六本木や新宿でもおいしい北京ダックを食べることができます。横浜中華街に行けば間違いなく北京ダックを食べられます。